水分だけではなく体に必要な成分も失ってしまう脱水症の具体的な対処法をまとめました。
◯ スポーツ時 ◯
運動強度が上がるほど、体は発汗量を増やし体温調節が行われます。
多量の発汗は水分だけではなく、ミネラルも多く失ってしまいます。
気温が高いときはもちろん、それほど気温が高くない状況、または屋内においての運動でも、十分な水分がない状態での運動は注意が必要です❗️
運動を始める前には十分な水分摂取を行いましょう。
短時間の運動なら水で十分ですが、1時間以上の運動、または強度の高い運動時には、ミネラル分を含むスポーツドリンクなどを補給するようにしましょう😀
就寝時・入浴前後・飲酒のあとは特に体内で水分が少なくなりやすいです。
濃い尿が出る場合、尿量が減ってきたときは要注意です。
また飲酒時はアルコールを代謝するために水が使われます。
例えばビールを10本飲んだ場合、利尿作用により11本分の水分が排出されてしまいます😰
喉が渇いてから飲むのではなく、こまめに補給することを心がけましょう❗️
脱水の軽い症状がでたときは、冷たい経口補水液などで、水分とミネラルを補いましょう。
ゆっくりと飲むのが基本です。
安静にしていれば、10~20分くらいで症状がおさまってくるでしょう。
しばらくしても回復しない場合や、重度の脱水症状の場合は、すぐに病院に行きましょう。
特に自分で対処が難しい乳幼児・高齢者には注意が必要です❗️
脱水は予防できる症状です。
厚生労働省によれば、私たちの1日の水分摂取量は全体的に不足気味で、あとコップ2杯の水を補給すると十分な量を確保できるといわれています。
水分を十分摂取することはもちろんですが、果物や野菜・汁物など水気を多く含む食品も水運補給におすすめです。
あらかじめ必要な水分を摂取しておくことで、さまざまなリスクを減らすことが期待できます。
水分補給を十分に心がけ、脱水知らずの生活を送りましょう(o^^o)